僕の仕事や私生活において欠かせないガジェットを最近買い換えたので紹介したい。
上の写真の通りLogicool製のマルチデバイス ワイヤレスキーボードを購入したのでレビューしていこうと思う。
私生活からできる限りケーブルを取り除いていくことにより、すっきりとした生活環境・仕事環境の構築をしていくことで視覚的ストレスから解放されたいという思いから、基本的にガジェットを購入する際はワイヤレスを選ぶように心がけている。仕事で使用しているパソコンの周辺機器に関してはほぼすべてをワイヤレス化することを是非とも推奨したい。
ワイヤレスフルサイズキーボード「K370s/K375s」紹介
水が抜ける耐水構造
キーボードの底面に貫通した穴が複数個所に開けてあり、キーボード上に水をこぼしてもそこから抜ける構造となっている。
仮に飲み物をこぼしたとしても通常のキーボードのように瞬時に壊れる心配は恐らくないだろう。あくまで耐水設計で防水はではないので、水洗いなどはもちろん不可です。
定番のOSはしっかりカバーできている
本キーボードはOSはWindows/Android/Mac OS X/iOS/Chrome OSに対応している。
Windows/iPad/Android/iOSについては実機にペアリングして試してみたが、いずれもスムーズに接続できて問題なく使えそうな印象だ。入力はもちろん、メディアキーやショートカット機能も問題なく機能していたので、OSによるペアリング不良などは今のところ全く問題なし。
実に快適に使用できている。
パッケージ内容について
マウスやキーボードはその代表格だが、今回はそのキーボードについてLogicool社製のマルチデバイスワイヤレスキーボードを選定した。
パッケージ内容は以下の通り
- マルチデバイスワイヤレスキーボード(本体)
- ユニバーサルスタンド(セット用品)
- Unifying レシーバー(1個)
- 取扱説明書、保証書、保証規定
- 単四形乾電池 × 2
楽天などの通販サイトではでは本キーボード製品だけで販売しているものと、Logicool製マウスとセット商品としてで販売しているものもある。その理由はあとで紹介するが本製品パッケージ内容にも含まれているUnifyingレシーバーにある。
Unifyingとは
先ほどから話しているUnifyingとは何か?
Logicoolのワイヤレステクノロジーのことで、Logicool製のマウスやキーボードに付属しているレシーバー1つに以下のようなマークがついているものが対応製品となっている。
マウスとキーボードをペアリングしたいPC端末が複数台ある時、それらのPCのUSBポートにUnifyingのUSBレシーバーを差し込んでおくことで、最大6台までのLogicool製Unifyingワイヤレスマウスまたはキーボードのレシーバーを接続することが可能となるのが大きな魅力。
本キーボードのマルチペアリングの仕組みがこのUnifyingレシーバーによる機能だ。
【一番の魅力】最大3台の端末のペアリングをEasy-Switchボタンを押すだけで切り替えができる!
Unifyingレシーバーによる複数台の端末をマルチペアリング
本キーボードにはキーボード上部にEasy-Switchボタンと呼ばれる切り替えスイッチが3つ搭載されており、最大3台までスイッチをポンッと押すだけでペアリングの切り替えが可能となっている。これが複数台のPCを使い分けている自分にとって非常に便利でこの商品の一番の強みと言える。
自分はMacbookとWindows、会社用PCなど使い分けるノートPCが多いため1番にMacbook、2番にWindows、3番に会社用PCというような使い方をしている。
ただ、一点だけ少し残念なのがこのUnifyingレシーバーは本パッケージ内容には1つしか付属しておらず、レシーバーを単体で購入するか、先ほどパッケージ内容で少し述べたように、Logicool製マウスとセットの商品を購入すればマウス側にもレシーバーが付属しているため合わせてPC2台分が確保できる。
Bluetoothでの接続にも対応
Unifyingによるレシーバー接続だけでなくBluetooth接続にも対応しており、どちらの接続方法でも同じようにEasy-Switchボタンに登録することができるためPC端末はもちろん、iPadなどのタブレット端末やスマートフォンなどのデバイスにもBluetooth接続ができる。そのため、本製品パッケージにはタブレットPCとしてを使っているユーザーのために、ユニバーサルスタンドが付属しているところも好印象だ。
本キーボードのセットアップの仕方について
【初めて使うとき】Easy-SwitchボタンにPC端末を登録
初回にペアリングをしたいPC端末に以下のリンクより「Unifying Software」をダウンロードし、画面の指示に従って簡単なセットアップを行うだけで、Unifyingレシーバーを指している複数台のPCを一つのマルチデバイスワイヤレスキーボードとUnifyingレシーバー付属マウスにまとめ、セットでコントロールすることができる。
ペアリングが完了すれば、Easy-Switchボタンで切り替えが可能となる。
上記リンクはUnifyingのペアリングを行うだけの単品のソフトウェアで、特にキーボードのカスタマイズにこだわったりしない人は
以上で完了。
ただ、本キーボードはデフォルト設定では上部のファンクションキーF1~F12キーのうちF1~F3までのキーがEasy-Switchボタンに割り当てられているためか、ファンクションキーとして1タップでF1~F12キーを使用する設定に変更することがおすすめだ。
このカスタマイズも行う人は以下の「Logicool Options」ソフトウェアをダウンロードすればUnifyingのキーボードの設定を変更することができ、Unifying対応マウスもペアリングしている場合はマウスの設定も変更できる。
特定キーの割り当てと最上段のファンクションキーの一部は設定変更が可能
「Logicool Options」ソフトウェアにてこのキーボードの特定キーの割り当てや変更・無効にする事が可能なのだが、ただし割り当てができるのはEasy-Switchボタン右隣の3キーと、home・PgUp・PgDnにあるFn経由の3キーのみ。画面左下にある「標準のファンクションキーとしてF1~F12を使用」の項目にチェックを入れれば通常のキーボードと同じF1~F12の標準設定に変更ができる。この設定に変更した場合、Easy-Switchボタンによるペアリングの切り替えをするときは Fnキー + F1 ~ F3 で切り替えることになる。ペアリングをしょっちゅう切り替えまくるような忙しい方以外はこの設定にしておくことがおススメだ。
また、キー設定に関係ないが下にあるバッテリーマークにカーソルを持っていくとバッテリー状態も確認できる。
キーごとに割り当てれるの内容は異なり、カスタマイズ性は低め
キーの割り当てはウィンドウ最大化/最小化やアプリケーション起動というような共通している操作もあるが、そのキーにしか割り当てられない操作も複数あるためカスタマイズ性は残念ながらやや低めだが、基本的なショートカット系は備わっているため問題なく使用できると思う。
その他の設定としては通知のON/OFFや特定キーの無効化などがあります。
左下にある増加のボタンを押すと「その他の設定」の項目が表示され、通知のON/OFFや特定のキーを無効にする設定ができる。
まとめ
普段から複数台のPCを使用する人には最高のキーボード、ただしこだわり高めの人には厳しいかも。
なんといってもUnifying システムによるペアリング機能が最強。
材質やキーの細かい設定が豊富なカスタマイズキーボードを普段から使用しているような方にはあまり向かないかもしれないが、一般的なメンブレンキーボードとして問題なく利用できるし、繰り返しにはなるがUnifying/Bluetoothの両方に対応した通信方式は本当に使い勝手が良く、端末の切り替えはEasy-Switchボタンで瞬時に完了するため、PCもスマートフォンもタブレットも一つのキーボードで使いたいという人にはまさに理想的なキーボードといえる。
また、これに加えて付属のユニバーサルスタンドは付属品でありながら質感もよく、1,000円程度で通販サイトに単品で売っていても違和感はないだろう。
キーボードの材質がメンブレンなので外観がどうしても昔からある安価のキーボードに見えなくもないが、マルチデバイス ワイヤレスキーボードという名に恥じないキーボードだった。
本製品はグラファイト/オフホワイトのカラーになっている「K370s」(AA)という製品もあるため、好みの色の方を選ぶと良いでしょう。