「スマホ決済サービスが多すぎて何を使えば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
実際に私の周りで話を聞いても「みんなが使ってるのを使ってるだけ」という方が大半を占めます。
しかし、それでは貰えるはずのポイントが貰えていない、もっとお得になるのに損をしている可能性があります。せっかくお得になるのならその方が良いですよね。
この記事では利用されている方が多い6種類のスマホ決済サービスを比較していきます。
スマホ決済の種類
スマホ決済サービスを比較する前にスマホ決済の種類について知っておきましょう。
スマホ決済には非接触型決済とQRコード決済の2つの種類があります。
非接触型決済
非接触型決済はスマホに搭載されている無線通信機能を使用して決済を行う方法です。
クレジットカードや電子マネーなどの情報をあらかじめ登録し、専用の機器にスマホをかざすだけで決済が完了します。
非接触型決済を行っている決済サービスは以下のようなものが例として挙げられます。
・Suicaなどの交通ICカード
・nanacoなどの電子マネー
・Apple Pay
・Google Pay
QRコード決済
QRコード決済は専用のアプリを使いお店のQRコードを読み取ったり、逆にこちらのQRコードを読み取ってもらうことで決済を行う方法です。
非接触型決済はクレジットカードや電子マネーが必要になりましたが、QRコード決済の場合には銀行口座と紐付けを行うことで利用できるようになります。
そのためクレジットカードを持っていない学生でも利用することが可能です。
QRコード決済を行っている決済サービスは以下のようなものが例として挙げられます。
・PayPay
・LINE Pay
・メルペイ
・楽天Pay
スマホ決済サービス6社を徹底比較
スマホ決済サービスの中でも人気の高い6社の特徴を詳しく解説していきます。
自分に合うスマホ決済サービスはどれなのか意識して見ていってください。
PayPay
PayPayは最大手と言っても良いほど人気のスマホ決済サービスです。
MMD研究所が2019年12月26日から2020年1月5日にかけて行った「2020年1月 スマートフォン決済利用動向調査」によると「最も利用しているQRコード決済サービス」で1位を獲得しています。
対応しているお店も多く、全国220万カ所以上で利用することが可能です。普段の買い物やネットショッピングの支払いだけでなく、公共料金の支払いにも使うことができます。
楽天Pay
楽天Payは2019年度日本版顧客満足度調査のキャッシュレス決済業種で満足度1位を獲得したスマホ決済サービスです。
その最大の特徴は楽天Payで支払いを使うことで楽天ポイントが還元されることにあります。
普段から楽天でショッピングを行っている方は優先して使うことをおすすめします。
また楽天カードで楽天Payにチャージして支払いを行うことで通常0.5%の還元率のところ、合計1.5%の還元率になるので、この機会に楽天カードを作るのもアリでしょう。
d払い
d払いは携帯3大キャリアの中の一つ「ドコモ」が提供しているスマホ決済サービスです。
支払いに使うことでdポイントを貯めることができます。
また、d払いはアプリから利用できる金額を定めることができるため、必要以上のお金を使ってしまうことを防げます。
スマホ決済サービスはお金が目に見えないため無駄使いしてしまうという不安を抱えている人でも安心して使うことができるでしょう。
LINE Pay
LINE PayはLINEが提供するスマホ決済サービスです。
LINEのアカウントを所持しているユーザーであれば誰でも使うことができます。LINE Payを支払いに使うことでLINEポイントが付与されます。
また、「LINEポイントクラブ」というプログラムによりユーザーのランクに合わせた特典を獲得することが可能です。
例えば一番下のレギュラーランクでは還元率1%ですが、一番上のプラチナランクになると3%の還元率となります。
Apple Pay
Apple PayはAppleが提供するスマホ決済サービスです。
iPhoneにあらかじめ入っているWalletアプリにクレジットカード情報を登録することで使えるようになります。
Apple PayはApple Payの対応マークがあるお店で利用が可能です。
それだけでなく交通系電子マネー「Suica」や「iD」、「QUICPay」の支払いに利用することができます。
また、支払い時に指紋認証または顔認証が必要になるためセキュリティも万全です。Apple PayはiPhoneとApple Watchのみに対応しているためAndroidでは使えません。
Google Pay
Google PayはGoogleが提供するスマホ決済サービスです。
先ほど解説したApple Payと基本的な部分は同じですが、大きな違いとして対応している電子マネーの種類が挙げられます。
Apple Payは「Suica」「iD」「QUICPay」「PASMO」の4種類にしか対応していませんが、Google Payは以下の6種類に対応しています。
しかし、Google PayはApple Payのように支払い時に本人認証が必要にならないのでセキュリティの面で不安な部分は残ります。
またApple PayはApple製品でしか使えませんが、Google PayはiPhoneでも使うことが可能です。
まとめ
この記事では人気のスマホ決済サービスを6社解説していきました。
それぞれに異なった特徴があるため自分に合った決済サービスを選べるかがポイントとなります。
自分が普段買い物をしている場所に対応しているのか、どれだけの店舗数に対応しているのかなどを一つの指標にすると良いでしょう。