Tableauの集計関数はデータの分析や視覚化に非常に便利です。
以下に、よく使われる集計関数とその使い方を一覧表にまとめました。
関数名 | 構文 | 説明 | 使用例 |
---|---|---|---|
SUM | SUM(expression) |
指定したフィールドの合計を返します。 | SUM([Sales]) |
AVG | AVG(expression) |
指定したフィールドの平均を返します。 | AVG([Profit]) |
COUNT | COUNT(expression) |
指定したフィールドのアイテム数を返します。 | COUNT([Order ID]) |
COUNTD | COUNTD(expression) |
指定したフィールドの一意のアイテム数を返します。 | COUNTD([Customer ID]) |
ATTR | ATTR(expression) |
指定したフィールドの単一の値を返します。 | ATTR([Region]) |
MIN | MIN(expression) |
指定したフィールドの最小値を返します。 | MIN([Discount]) |
MAX | MAX(expression) |
指定したフィールドの最大値を返します。 | MAX([Quantity]) |
MEDIAN | MEDIAN(expression) |
指定したフィールドの中央値を返します。 | MEDIAN([Sales]) |
STDEV | STDEV(expression) |
指定したフィールドの標準偏差を返します。 | STDEV([Profit]) |
VAR | VAR(expression) |
指定したフィールドの分散を返します。 | VAR([Sales]) |
使用例
- SUM関数
- 説明: 指定したフィールドの合計を計算します。
- 使用例:
SUM([Sales])
- 用途: 売上の合計を求める際に使用します。
- AVG関数
- 説明: 指定したフィールドの平均を計算します。
- 使用例:
AVG([Profit])
- 用途: 利益の平均を求める際に使用します。
- COUNT関数
- 説明: 指定したフィールドのアイテム数をカウントします。
- 使用例:
COUNT([Order ID])
- 用途: 注文数をカウントする際に使用します。
- COUNTD関数
- 説明: 指定したフィールドの一意のアイテム数をカウントします。
- 使用例:
COUNTD([Customer ID])
- 用途: ユニークな顧客数をカウントする際に使用します。
- ATTR関数
- 説明: 指定したフィールドの単一の値を返します。
- 使用例:
ATTR([Region])
- 用途: 地域ごとのデータを集計する際に使用します。
これらの関数を活用することで、Tableauでのデータ分析がより効率的になります。
具体的な使用例や詳細な説明については、Tableauの公式ドキュメントを参照してください。