今や誰でもノートPCを一台は持っている時代。
PC市場は急速に成長しており、様々なメーカーやモデルが存在します。
そのため、自分にぴったりのPCを選ぶことが本当に難しくなってきています。
ということで、今回は失敗しないPCの選び方のコツについて検討すべきポイントをご紹介します。
何のためにPCを使うのか、用途を明確にする
PCの使用目的を明確にすることで必要な性能や機能を絞り込むことができます。
また、クリエイターやネットゲームを中心とした利用であれば多少重くても処理性能やグラフィックに特化したものを選ぶことで、満足度の高いPCを購入できるでしょう。
例えばですが、ビジネスなどの外出時に持ち歩いて使用するのであれば、処理速度が速くて持ち運びしやすい軽量モデルがおすすめです。
自分の生活を意識してどういった特徴のPCを買うべきか購入前に一度考えてみてください。
予算を決める
自分の予算に合わせて必要なスペックを有したPCを選ぶことが重要です。
安価なモデルでも基本的な作業には十分対応できるものもありますが、2〜3万の非常に安いPCに関してはスペック的に処理速度が遅いことが多く、使用していてストレスになる可能性があります。
逆に、動画やゲーム、クリエイティブな作業にPCを使う人など高性能なスペックのPCを求める場合は、10万円以上で予算を考えておく必要があります。
それ以外の方は5〜10万未満の可能な限り新しいCPUを搭載しているPCを検討してみてください。
CPUの性能を確認する
CPUはPCのいわば頭脳であり、PC作業の処理速度や性能に大きく影響します。
現在の主流は、IntelのCore iシリーズやAMDのRyzenシリーズです。
用途に応じて適切なCPUを選びましょう。
それぞれのシリーズの特徴について詳しくは別の記事でご紹介します。
メモリの容量をチェック
メモリはいわば作業用のテーブルです。
作業用テーブルの大きさが広いほど、つまりメモリの容量が大きいほど、複数のアプリやソフトウェアを開いてデータ処理の平行作業ができるようになり、PCの快適性が上がります。
一般的には、8GB以上のメモリが推奨されていますが、用途によっては16GB以上が望ましい場合もあります。
ストレージの種類と容量
ストレージとはデータを保管しておくための、いわば収納棚に相当します。
収納棚がより大きいほどより沢山のデータを保管しておくことができ、また収納棚の空き容量にあまり余裕がないとデータ処理の速度に影響があるため、ある程度空き容量に余裕のある状態が好ましいです。
ストレージにはHDDとSSDがあります。
SSDは高速で耐久性に優れていますが、HDDよりも高価です。
詳しくは別の記事でご紹介します。
用途や予算に応じて適切なストレージを選びましょう。
グラフィックス性能を検討
グラフィックス性能は、動画編集やゲームに影響します。
ネットゲームをよくする人や動画編集などをする人など、高いグラフィックス性能が必要な場合は、専用グラフィックスカードを搭載したPCを選ぶと良いでしょう。
通常レベルでPCを使用する人にはあまり意識する必要はないでしょう。
ディスプレイのサイズと解像度
ディスプレイは作業効率や目の疲れに影響します。
より大きいサイズのディスプレイのPCは画面が広く作業効率が上がりますが、ディスプレイが大きい分、重量も増えるため持ち運びが難しくなることがあります。
また、解像度に関しても高いほど、映像がより鮮明になり、より見やすく迫力が増しますが、消費電力が上がり、価格も上がります。
ゆえに、CPUやメモリなどの最優先項目を考慮した上で、用途や予算に応じて適切なディスプレイを選びましょう。
ポートと拡張性
USBポートやHDMIポートなど、接続する機器に合わせたポートが必要です。
ポートの数は市販の外付けUSBハブなどで拡張することが可能なので、正直必須項目ではありませんが、PC本体のポートの数が多いと別デバイスとの外部接続がしやすくなるため、色々な機器にPCを接続する必要のある人は意識しても良いかもしれません。
また、将来的にアップグレードする可能性がある場合は、拡張性にも注意しましょう。
バッテリー寿命を確認
ノートPCの場合、バッテリー寿命は重要な要素です。
外出先での使用を考慮する場合は、バッテリー持続時間が長いモデルを選びましょう。
メーカーによっては、長期保証やサポートが提供されていることもあるため、サポートやアフターサービス、保証期間も購入時に確認しておくとより安心です。
まとめ
失敗しないPCの選び方は、用途を明確にし、予算を決め、性能や機能に着目して選ぶことがポイントです。
また、ディスプレイやバッテリー寿命、サポートや保証も大切な要素です。
これらのポイントを総合的に考慮し、自分に最適なPCを選びましょう。