【Anker製品】もうイヤホンはこれだけで良い!究極 完全ワイヤレスイヤホン Soundcore Liberty Air 2 Pro レビュー

 

先日購入したAnkerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」について、結論、コスパ/性能ともに最高だったのでご紹介します。

スマホで外出中などに音楽を聴く人は多いと思います。最近では様々なメーカーから完全ワイヤレスイヤホンが発売され、レパートリーが増えてきたため、メインイヤホンの選定に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

最近では防水機能や小型化が進むにつれイヤホンジャックが非搭載のスマホが増えてきており、Bluetooth通信接続で使用するワイヤレスイヤホンが多く売られていますが、スポーツタイプのイヤホンを除き、通常使うイヤホンは単なるワイヤレスイヤホンではなく完全ワイヤレスイヤホンが主流となりつつある中、最も代表的な完全ワイヤレスイヤホンといえばAppleのAirPodsが有名です。

ただこの完全ワイヤレスイヤホンはなかなか選定に悩むアイテムで、価格が非常に高いものと安いものの二極化しており、高いものは2～3万円するものもあったり、安いものに関しては音質が酷いものもザラにある。

完全ワイヤレスイヤホンは本体が非常にコンパクトで軽い分、価格帯によってその性能、特に音質がはっきりと分かれている印象がある。そのため、値段につられて低音質のイヤホンを購入してしまい満足が得られないといった事態に陥りやすいです。

他メーカーの代表的な完全ワイヤレスイヤホンの仕様と比較

以下に他メーカーの代表製品と並べて仕様を比較してみましょう。

フラグシップモデルではSONY製の最新ワイヤレスイヤホンWF-1000XM4、Apple製のAirPods Proや、同じくAppleご用達のBeatsからBeats Studio Buds、比較的安価なヤマハのTW-E3B、エレコムのLBT-TWS10などの完全ワイヤレスイヤホンも現状価格ドットコムなどの有名サイトのランキングで見かける人気のシリーズです。

Soundcore Liberty Air 2 Pro は充電ケース込みで62gと重さは他メーカーとほとんど差はなく、かなり軽くてポケットにもすっぽりと入るサイズ感。防水規格はIPX4でBlutooth5での接続対応と他のフラグシップシリーズと仕様はほぼ同じです。

※IPXについてはこちら↓

IPX 防水・防塵の保護等級の基礎知識について

ワイヤレスイヤホンの再生機能として多くの場合は通常の再生モードと 周囲の雑音を低減するノイズキャンセリングモード の2つのモードがあるが、本製品はそれらのモードに加えてノイズキャンセリングと逆に周囲の音を集音し、その音を耳に伝える外音取り込みモードの3つのモードがきっちりと分かれていてiPhone/Android専用のAnkerのアプリで切り替えることが可能。

 

本製品の音楽の再生可能時間は通常モードで7時間でソニーのWF-1000XM4やAppleのBeats Studio Budsと比較すると少し短いが、7時間ぶっ通しで使用するシチュエーションなどほとんどないだろうし、使わないときは充電ケースに入れて充電して使用することで最大26時間使用できるなら問題ないでしょう。

充電ケーブルはUSB Type-C対応でイヤホンだけなら約1時間程度でフル充電できるので、他メーカーと比較してもスピーディーに充電を済ませることができます。

付属のType-C充電ケーブル

価格はフラグシップモデル仕様の中では¥12,980と安価でちょうど良く、ヤマハやエレコムのワイヤレスイヤホンの価格帯のものとは性能・仕様に差が図れるため、コスパが非常に高い良品です。

「Soundcore Liberty Air 2 Pro」 レビュー

両耳・片耳の再生を簡単に切り替えれる

通常オーディオデバイスで音楽を聴くとき右と左のステレオ再生が今や当然といえるが、本製品はモノラルモードによる片耳聞きにももちろん対応しており、何よりそのステレオモードからモノラルモードへの切り替えが非常にスムーズな切り替えが可能であるのが特徴的。

Soundcore Liberty Air 2 Proはスマホなどの機器から伝送される信号に両側のイヤホンが直接通信する「左右同時伝送」という方法を採用したことで、再生遅延が少なく両耳使用から片耳使用へのスムーズな切替を実現している。

確かに方法は実に簡単で、外したイヤホンを充電ケースに戻すだけ。戻したイヤホンは充電されるため非常に効率的です。

充電ケース自体軽く、コンパクトであるためポケットに充電ケースを忍ばせておくのが良いです。

このモノラルモードへの切り替えもそうだが、イヤホンの着脱時の再生・停止の切り替えが自動で行われるため、例えばスマホで音楽を聴いていたり、YouTubeで動画を見ている途中でイヤホンを両耳から外すだけで、音楽の再生を自動で停止・YouTube動画の再生を自動で停止してくれる。これは非常にありがたいし、これはほんと素晴らしい。

アクティブノイズキャンセリング性能が高い

先ほど他メーカーとの仕様の比較でも述べたように、最近の高性能完全ワイヤレスイヤホンに搭載されるアクティブノイズキャンセリング機能が本製品はなかなかスゴイ。

もちろん価格3万円超えの SONY製WF-1000XM4のキャンセリングレベルほどではないが、正直本製品のノイズキャンセリングでも十分過ぎるほど周囲の音がシャットアウトされる。なので、電車などの中での長時間使用が非常に快適です。

一方、外音取り込みモードでは外部の音を集音することでより周囲の音声を聞きとりやすくする機能だが、これはイヤホンを外している時より聞きやすい!というようなことはないが(笑)、通常モードよりは周囲の音が聞こえるようにはなるという程度でした。若干こもった感じに聞こえる印象。

イヤホンタッチによる音量調整、再生・停止などの操作が可能

イヤホン本体にタッチすることで操作が可能な仕様になっている。

ちょうどロゴマークの辺りをタッチする

開閉がスムーズなスライド開閉式の充電ケースが魅力

充電ケースの開閉がこの製品の大きな魅力の一つかもしれない。

他のイヤホンの充電ケースで最も多いのがパカっと上に開くタイプだが、本製品は親指一つでスライド開閉可能な構造になっていてイヤホンの出し入れが非常にスムーズに行える。モノラルモードへの切り替えなどイヤホンは取り外しの機会が非常に多いため、このケースの開閉方式は本当に便利です。

ケースは親指1つでスライド開閉できる

イコライザーの調整も専用アプリにて可能

本製品も専用アプリを使ってイコライザーカスタマイズが可能。

「HearID 2.0」というイコライザー機能を搭載していて、ロックやポップ等の音楽ジャンルを掛け合わせて設定することができるなど、自分の好みのサウンドをカスタマイズできるよう。正直、私はイコライザー調整必要なほど、肥えた耳をしていないが、色々とイコライザー設定が可能な点ももちろんメリットの一つ。

「Soundcore Liberty Air 2 Pro」 まとめ

という感じで、本製品は現時点でまさにオールラウンダーと言っても過言ではない非常に高いコスパと性能に優れた一品に仕上がっている。

高級ワイヤレスイヤホンの機能をクオリティを落とすことなく妥協なしで仕上げた一品といっても良いでしょう。

iPhone/Androidどちらでも専用アプリがDL可能で、これまで紹介したような調整がアプリにて可能。

もちろんPCなどにも接続可能（ただし、専用アプリはない）なのでメインイヤホンとして十分活躍できるので、是非チェックしてみてください。