【ChatGPT】【使い方】インターネット検索の時代も終了か？マイクロソフトも惚れ込むAIを使った自動応答システムChatGPT

2024年2月18日

最近ネットやテレビで見かけるようになった「ChatGPT」。

人工知能、つまりAIを使った自動応答システムの名前で、アメリカの実業家イーロン・マスクらが設立したベンチャー企業「オープンAI」が開発している対話ソフトで、2022年11月の公開からわずか2カ月で利用者が1億人に達したほど、いま世界で注目されるサービスです。

オープンAIは世界的大企業のMicrosoftと協業しており、このChatGPTの技術を活用した機能を、Microsoftのインターネット検索サービス「Bing」などに搭載します。

ChatGPTについて

ChatGPTは、OpenAIが開発した言語モデルの一種で、人工知能を用いて自然言語処理タスクを実行することができるサービス。

GPTとは、「Generative Pretrained Transformer」の略で、大量のテキストデータを用いた事前学習を通じて、言語モデルを構築できるため、まるで人が話しているような自然な文章を生成することができ、さまざまなシーンやビジネスで活用ができます。

例えば、会話の応答生成、文章要約、質問応答、文章生成、文章分類など、様々なタスクに応用可能で、専用のチャットサイトに質問を入力すると、人間が書くような自然で説得力がある文章で人工知能が回答してくれる。

ChatGPTは、オープンソースの技術で無料でスマホやPCさえあれば誰でも利用可能で、Chat GPTは、日本語でも使うことができます。

ただし、レスポンスの文面がやはりまだ少し堅く、まだ完ぺきとは言えないと感じる時もあるため今後の改善に期待。

Chat GPTを利用するには、OPEN AIのアカウントを作成することが必要ですが、メールアドレスと電話番号だけでかんたんに登録でき、『無料』で利用開始できる。

ただし、無料版でできることには限りがあり、2023年2月1日に、ChatGPTの有料サブスクリプション版『ChatGPT Plus』をリリースすることが発表されました。

サブスク版の『ChatGPT Plus』は、まず米国で提供が開始され、価格は月額20ドル（約2,600円）。

「今後も無料版の提供は続ける」と発表されているため、将来的に有料版と無料版で提供される内容に違いが出る可能性はあります。

＜Chat GPT 利用開始のステップ＞

① OPEN AI社のページにアクセス。（https://openai.com/blog/chatgpt/）
② アカウントを作成する。（メールアドレスを入れる）

これだけで利用できます。

全世界で注目を集める Chat GPTですが、その活用方法は様々。

今挙げられているだけでも、下記のような使い方があるため、今後の活用の可能性は無限大と言えます。

・情報検索

・お問い合わせ対応
・情報の要約
・レポート作成
・ブログ記事の執筆
・文章の添削
・メールの作成
・翻訳
・歌詞やポエムの作成
・作曲
・プログラミング

様々な活用ができるChatGPTですが、利用する上で、“セキュリティー（情報漏洩）のリスク” と “情報の正確性” という点には注意が必要です。

高性能なAIチャットボットであるChat GPTは、高性能である分、犯罪への利用や予期せぬ情報漏洩のリスクがあることも指摘されています。

まだ改善が必要な点も報告されているので、うまく活用できるよう、今後も情報についてチェックしておきたい。

このように、Chat GPTはインターネット検索の結果だけでなく、文章の作成やお問合せ対応などから、作曲やプログラミングといったクリエイティブな職業まで、幅広い分野での応用が可能なすばらしい技術です。

Chat GPTによりこれまでは人の力に頼っていた作業が軽減されたり、よりスムーズで効率的な環境を実現できるようになれば、近い将来には人々の生活や仕事の進め方は大きく変わるかもしれません。