
Chromeを使っていて「タブが増えすぎて目的のページが見つからない」「マウス操作が多くて作業が遅い」と感じたことはないでしょうか。実は、Chromeの“タブ操作ショートカット”を少し覚えるだけで、ブラウジングや調べ物、資料作成の効率が大きく変わります。この記事では、今日からすぐ使える基本のタブ操作ショートカットを中心に、場面別の使い分けや覚え方のコツまで、丁寧に整理して解説します。
(※Windows / Macでキーが異なるため、両方併記します)
Chromeのタブ操作ショートカットで「爆速化」できる理由

Chromeの作業が遅く感じる原因は、回線速度やPC性能だけではありません。多くの場合、次のような「操作の積み重ね」が時間を奪っています。
マウス移動・クリックの“往復”が地味に時間を取る
タブを切り替えるたびに、視線を動かし、カーソルをタブまで運び、クリックする。これを1日に何十回も繰り返すと、数分〜十数分単位で時間が消えていきます。ショートカットなら、手元のキーボードだけで完結するため、操作が短くなり集中も途切れにくくなります。
タブが増えるほど「探す」時間が増える
タブが10枚、20枚と増えると、目的のタブを見つけるだけで小さなストレスになります。タブ移動や検索、復元などのショートカットを知っていると、迷子になりにくく、結果的にChrome全体が“速く”感じられます。
まず覚えたい!Chrome基本のタブ操作ショートカット一覧

ここでは、使用頻度が高く、覚えるほど効果が出やすい「基本のタブ操作ショートカット」を厳選して紹介します。
新しいタブを開く
- Windows:Ctrl + T
- Mac:⌘ + T
検索したいとき、別ページを開きたいときに最も使う操作です。マウスで「+」を押すより速く、習慣化しやすいショートカットです。
タブを閉じる
- Windows:Ctrl + W(または Ctrl + F4)
- Mac:⌘ + W
読み終わったタブを即座に閉じられます。タブをため込む癖がある方ほど効果が出ます。
閉じたタブを復元(うっかり閉じた時の救済)
- Windows:Ctrl + Shift + T
- Mac:⌘ + Shift + T
「閉じてしまった…」をすぐ取り戻せる重要ショートカットです。連続で押すと、閉じた順に複数のタブを復元できます。
次のタブ/前のタブへ切り替え
- 次のタブ
- Windows:Ctrl + Tab
- Mac:Control + Tab
- 前のタブ
- Windows:Ctrl + Shift + Tab
- Mac:Control + Shift + Tab
タブ間を“順送り”で移動する基本です。資料を見比べるとき、複数ページを巡回するときに便利です。
特定番号のタブへ一発移動(1〜8)/最後のタブ(9)
- Windows:Ctrl + 1〜8(左から1〜8番目のタブへ)
- Windows:Ctrl + 9(最後のタブへ)
- Mac:⌘ + 1〜8/⌘ + 9
タブが多いほど威力を発揮します。「いつも左端に固定しているタブ」や「最後尾に置いているタブ」へ瞬時に移動できます。
新しいウィンドウ/シークレットウィンドウを開く
- 新しいウィンドウ
- Windows:Ctrl + N
- Mac:⌘ + N
- シークレットウィンドウ
- Windows:Ctrl + Shift + N
- Mac:⌘ + Shift + N
タブ操作から少し広げて、作業の“分離”にも役立ちます。ログインを分けたいときや一時的な検索に便利です。
作業効率が上がる!覚えておくと差がつくタブ関連ショートカット

基本を押さえたら、次は「知っていると作業が整う」ショートカットです。タブの“移動・整理・復帰”が快適になります。
アドレスバーに一瞬でフォーカス(検索・URL入力が速い)
- Windows:Ctrl + L(または Alt + D)
- Mac:⌘ + L
タブを切り替えた後にすぐ検索したい場面で強力です。マウスでアドレスバーをクリックする手間が消えます。
現在のタブを複製(同じページを別タブで開く)
Chrome標準では直接の単一ショートカットが環境により一定しないため、代替として次が実用的です。
- アドレスバーにフォーカス:Ctrl/⌘ + L
- URLをコピー:Ctrl/⌘ + C
- 新しいタブ:Ctrl/⌘ + T
- 貼り付けて移動:Ctrl/⌘ + V → Enter
同じページを見ながら別条件で検索したい、フォーム入力を比較したいときに役立ちます。
リンクを新しいタブで開く(マウス操作の小技)
ショートカットキー単体ではなく「キー+クリック」ですが、タブ運用では非常に重要です。
- Windows:Ctrl + クリック(リンクを新しいタブで開く)
- Mac:⌘ + クリック(リンクを新しいタブで開く)
- さらに:中クリック(ホイールクリック)でも新しいタブで開ける場合が多いです
検索結果を次々に開いて確認したいとき、元ページを残したまま調査できます。
タブを戻る/進む(ページ移動もキーボードで)
- 戻る
- Windows:Alt + ←
- Mac:⌘ + [
- 進む
- Windows:Alt + →
- Mac:⌘ + ]
タブ切り替えと組み合わせると、調査・比較がスムーズになります。
シーン別:Chromeタブ操作ショートカットのおすすめ組み合わせ
覚えるショートカットは、目的に合わせて最小限に絞ると定着しやすくなります。ここでは場面別に「これだけ覚えれば困らない」組み合わせを紹介します。
調べ物(検索結果を見比べる)を爆速化したい
- Ctrl/⌘ + L(検索)
- Ctrl/⌘ + T(新規タブ)
- Ctrl/⌘ + クリック(結果を新しいタブで開く)
- Ctrl + Tab / Ctrl + Shift + Tab(タブ巡回)
- Ctrl/⌘ + W(閉じる)
検索→複数タブで候補を開く→順に確認→不要は閉じる、の流れが整います。
資料作成(参照しながら書く)を効率化したい
- Ctrl/⌘ + 1〜8(参照タブに即移動)
- Ctrl/⌘ + L(すぐ追加調査)
- Ctrl/⌘ + Shift + T(閉じた参照の復元)
参照タブを左側に固定する運用と相性が良く、「参照→執筆→参照」を高速化できます。
タブを閉じすぎる/迷子になりやすい人向け
- Ctrl/⌘ + Shift + T(復元)
- Ctrl/⌘ + 9(最後のタブへ)
- Ctrl + Tab(順送りで確認)
「閉じたら終わり」ではなく、復元できる安心感があると整理もしやすくなります。
覚え方のコツ:最短で身につく練習法
ショートカットは“知っている”だけでは効果が出ません。負担なく定着させるコツを紹介します。
まずは「開く・閉じる・復元」の3点セットだけでOK
最初から全部覚えようとすると挫折しがちです。
- 新規タブ:Ctrl/⌘ + T
- 閉じる:Ctrl/⌘ + W
- 復元:Ctrl/⌘ + Shift + T
この3つだけでも、タブ運用のストレスが目に見えて減ります。
1週間だけ「マウスでタブを閉じない」ルールにする
期間を区切ると習慣化しやすくなります。最初は遅く感じても、数日で手が慣れて逆転しやすいです。
タブ移動は「番号ジャンプ」を優先してみる
Ctrl/⌘ + 1〜8 は、慣れると非常に速い反面、最初は使いどころが分かりにくいことがあります。
おすすめは「よく使うタブを左から1〜3に寄せる」運用です。すると番号ジャンプが自然に使えるようになります。
よくある質問(FAQ):Chromeのタブショートカットでつまずく点
Q. Macで「Ctrl + Tab」が効かないことがあります
A. Macではアプリ側の設定やショートカットの競合で挙動が変わる場合があります。まずはChromeが最前面になっているか確認してください。また、タブ切り替えは「⌘ + 1〜9」で代替できるため、番号ジャンプ中心に運用するのも実用的です。
Q. 閉じたタブの復元ができないことがあるのはなぜ?
A. シークレットモードでは履歴が残らないため、閉じたタブの復元が制限されます。また、ブラウザを完全終了した後は復元範囲が変わることがあります。通常ウィンドウでの利用時に Ctrl/⌘ + Shift + T を試してみてください。
Q. タブが多すぎてCtrl+Tabだと追いつきません
A. その場合は「Ctrl/⌘ + 1〜9(番号ジャンプ)」を主軸にし、よく使うタブの位置をある程度固定するのがおすすめです。加えて、不要タブは Ctrl/⌘ + W でこまめに閉じ、Ctrl/⌘ + Shift + T で復元できる安心感を持つと整理が進みます。
まとめ:タブ操作ショートカットでChromeを今日から快適に
Chromeの“爆速化”は、特別な拡張機能や高性能PCがなくても実現できます。まずはタブ操作ショートカットを身につけることで、クリックや移動のムダが減り、作業の集中力も保ちやすくなります。
特に重要なのは次の基本セットです。
- 新しいタブ:Ctrl/⌘ + T
- タブを閉じる:Ctrl/⌘ + W
- 閉じたタブを復元:Ctrl/⌘ + Shift + T
- タブ切り替え:Ctrl + Tab / Ctrl + Shift + Tab
- 番号で移動:Ctrl/⌘ + 1〜9
まずは3つ(開く・閉じる・復元)だけでも十分効果があります。慣れてきたら、番号ジャンプやアドレスバー移動(Ctrl/⌘ + L)も取り入れて、Chromeのタブ操作をより快適にしてみてください。
