Tableauでヒストグラムを作成する方法について、詳細な手順を以下にまとめました。
ヒストグラムとは?
ヒストグラムは、データの分布やばらつきを視覚的に表現するためのグラフです。
連続する数値データを一定の区間に分け、その区間ごとのデータの頻度を棒グラフの形で表示します。
Tableauでのヒストグラム作成手順
1. データの準備
まず、Tableauにデータをインポートします。今回は「サンプル - スーパーストア」データソースを使用します。
2. 表示形式を活用してヒストグラムを作成する方法
- フィールドの選択:
- データペインからヒストグラムを作成したいメジャー(例:利益)を選択します。
- 表示形式の選択:
- ツールバーの「表示形式」から「ヒストグラム」を選択します。
- これで、選択したメジャーのヒストグラムが自動的に作成されます。
3. 表示形式を活用しないでヒストグラムを作成する方法
- ビンの作成:
- ヒストグラムを作成したいメジャー(例:利益)を右クリックし、「ビンの作成」を選択します。
- ビンのサイズを設定します(例:10,000円ごと)。
- ビンのディメンションを列シェルフにドロップ:
- 作成されたビンのディメンションを列シェルフにドラッグ&ドロップします。
- カウントの設定:
- 利益フィールドを右クリックしながら行シェルフにドラッグし、「カウント」を選択します。
- 連続データに変換:
- 列シェルフのビンフィールドを右クリックし、「不連続」から「連続」に変換します。
これで、ヒストグラムが完成します。各ビンごとのデータの頻度が視覚的に表示されます。
まとめ
Tableauでヒストグラムを作成する方法は、表示形式を活用する方法と、ビンを手動で作成する方法の2つがあります。
どちらの方法も簡単に実行できるので、データの分布を視覚化する際にぜひ活用してみてください。