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今回は現在おすすめのiPhoneについてご紹介。
私はメインスマホとしてAndroidスマートフォンのPixel6 pro 、サブスマホにiPhone12 mini を使用しています。
サブとして使用しているiPhone12 mini はもともとメインスマホとして利用していたものです。
メインスマホをAndroidに変えたワケとしてはコロナによるマスク時代真っ只中、指紋認証機能が非対応で Face ID のみのiPhoneの使用が手間だったこと、また「Pixel6 pro の文字お越し機能を使いたい!」という興味と、「仕事で活用したい!」という目的のためでした。
それ以外はとくに不満もなくiOSのシステムアップデートを重ねるごとにiPhoneも非常に便利になってきたため、メインスマホとして活用されている人が多いかと思います。
今回はそんな私が使用している5G対応iPhoneの初代であるiPhone12 やその 2世代目となるiPhone 13シリーズから最小サイズで低価格な
「iPhone 12 mini」「iPhone 13 mini」についてご紹介します。
「iPhone13 mini」「iPhone 12 mini」のスペック
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仕様の比較は以下の通り。
実のところ、iPhone12 mini と iPhone13 mini を比較するとCPUの向上と基本的なスペックに大きな差はほとんどありません。
iPhone13 mini は iPhone12 mini と比較して CPUが Apple A14 チップから A15チップにアップグレードされたことでバッテリー消費効率などが幾分向上していたり、「シネマティックモード」という浅い被写界深度(ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲)でビデオ撮影ができる機能が追加されたりといったような差が特徴です。
iPhone13 miniがiPhone12 miniと比較した時何が違うのか?
より詳細に比較すると分かる違いを説明していきます。
背面カメラの外観変更とバッテリー性能の向上
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外観で最も違いが顕著な部分は背面カメラです。
カメラレンズがより大きくなり、配置も縦並びから対角線上へと変更されています。
また、12世代では「iPhone12 Pro Max」だけが備えていたセンサーシフト式手ブレ補正を備えるなどのハードウェア性能が向上しています。
加えて、バッテリーの持続時間も前モデルより向上しているため、ビデオ再生やオーディオ再生などの最大時間が2 ~ 3時間ほど向上しています。
本体がわずかに厚い
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本体厚みに関しては iPhone12 mini と iPhone13 mini はコンパクトさは両モデルともほぼ変わりませんが、ほんのわずかだけ厚みが増し、重くなっているようです。
それでも重さは約140g程度で、世界で2番目に軽量な5Gスマートフォンといえるでしょう。
iPhone12 miniの重量は実測値で133g。発売から1年たっても世界最軽量の5Gスマホとなっています。
正直厚さの違いは持って比べなければ分からないレベルなので全く問題はないでしょう。
ただ、iPhone12 miniは厚さ7.4mm、iPhone13 miniは厚さ7.7mmとなっており、その差0.3mmが原因で純正ケースはそれぞれサイズが異なるため注意が必要です。
画面上部のノッチとステータスバーのアイコンが大きく変更
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ディスプレイ全体の大きさは131.5(高さ)×64.2(横幅)mmで、形状は角の曲率も含めて全く同じです。
ただ、インカメラやFace IDのセンサーが収められた画面上部の黒のノッチ部分がわずかに形状が異なっています。
iPhone13シリーズのノッチは、iPhone12シリーズより20%横幅を縮小しており、ノッチの縮小により、ステーター表示が見やすくなったというのが特徴的です。
iPhone12 mini でノッチ両サイドの狭い隙間に押し込まれていたアイコンたちが大きくなり、すっきりと見やすい印象に変わりました。
ディスプレイ自体のスペックに大きな違いはなく、どちらも「Super Retina XDRディスプレイ」と名付けられた有機ELディスプレイを搭載する。Display P3規格の広色域表示をサポートしていて、HDR10やDolby Visionに対応しており、非常に美しくなめらかな表示性能は変わりません。
ただ、通常時の最大輝度がiPhone12 miniの最大625ニトからiPhone13 miniは800ニトまで向上しており、動画を見た時、iPhone13 mini の方が赤色の発色がよく、肌の色や暖色がより引き立って見える印象があります。
「シネマティックモード」などカメラ性能・機能が向上
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iPhone 13 miniでは特にカメラの性能と機能向上が顕著で、処理能力の向上による画質向上に加えて、12世代ではProモデル限定だったセンサーシフト式の光学式手ブレ補正に対応しました。
iPhone12シリーズのカメラ性能は上位モデルの12 ProとPro Maxとの差が大きい印象でしたが、13世代は上位モデルとの差が縮まった印象です。
静止画では「フォトグラフスタイル」という新機能も搭載し、写真の撮影時に色合いやトーンなどを調整することも可能となったところも特徴です。
また、機能的に大きな違いとして新たに追加された「シネマティックモード」というカメラ機能。
シネマ
カメラに入る光の量をコントロールすることで写真の“ボケ感“をコントロールをする「f値(絞り値)」の調整ができるため良い感じに背景をぼかした撮影が可能です。
カメラ撮影が不得意な人でもプロのようなぼかしを効かせた撮影ができるため、「シネマティックモード」のためにiPhone 13シリーズを選ぶのもアリかもしれません。
iPhone 13 miniと12 miniどちらを選ぶべきか
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「13 miniと12 miniのどちらを選べばよいか」に関してまとめると、どちらでも問題ないでしょうというのが正直なところ。
iPhone12 mini でもバッテリー持続時間でも5Gのパフォーマンスでも十分な性能で、iPhone13 miniの前モデルのため発表後に値下げされてお手頃な価格帯になりつつあるため、コスパが良いかもしれない。
一方で、コンパクトスマホでもよりカメラ性能にこだわりたいという人にはやはりiPhone13 miniの方がおすすめ。というか、徹底的にカメラを追求するならiPhone13 proなどの上位モデルがよいでしょう。
ただ、コンパクトスマホが前提で、「シネマティックモード」などのカメラ撮影にこだわりたい方、カメラ性能・機能が良いものを選ぶという点ではiPhone13 miniが確実に優位といえます。
Apple公式の販売価格では、iPhone13 miniは128GBモデルが8万6800円、256GBモデルが9万8800円、512GBモデルは12万2800円となっています。
その一方で、iPhone12 miniは64GBモデルが6万9800円(1万2480円値下げ)、128GBモデルが7万5800円(1万1980円値下げ)、256GBモデルは8万7800円(1万2080円値下げ)と、それぞれ価格改定されました。
64GBモデルにおいてはiPhone13 miniにはないため、最安で購入をしたい人にはiPhone12 miniがベストな選択といえます。